※※※※※※※※※※※※※※ GP-Pro EX Ver.2.6 ※※※※※※※※※※※※※※※ 2010年 11月 株式会社デジタル はじめに この度は、GP-Pro EXをご利用いただき誠にありがとうございます。 GP-Pro EXは、グラフィック操作パネル用画面データ作成ソフトウェアです。 Windowsの環境を生かした操作性及び高機能を実現しています。 最新情報は、弊社ホームページ(http://www.proface.co.jp/)でご確認ください。 目次 (0)バージョン (1)制限事項 1-1 エディタ 1-2 本体 1-3 接続機器 1-4 WinGP (2)シリアルNO.とライセンスキーコードが未入力の場合 (3)インストールとアンインストール 3-1 インストール 3-2 アンインストール (4)ユーザ登録のお願い (5)マニュアル (6)導入ガイド 内容 ================================================================================ (0)バージョン エディタ :Ver.2.60.400 ランタイム :Ver.2.60.40 OSコア :Ver.1.1.0(GP4000シリーズ) Ver.3.3.4 (AGP37**,AGP36**,AGP35**,AGP34**,AGP3310,AGP3360) Ver.3.3.0(上記以外の機種) メモリローダ :Ver.2.60.0 WinGPランタイム :Ver.2.60.40 (1)制限事項 1-1 エディタ (エディタ) ・文字列でストロークフォントを使用し、フォント設定を「文字飾り:中抜き」、 「文字サイズ:7もしくは8」に設定した場合、エディタの編集画面での表示が 1ドットずれる場合があります。表示器上での表示はずれずに表示されます。 ・USB転送ケーブルでPCに接続した状態でGP410*シリーズの電源をOFF/ONすると、 稀にPCがGP410*を認識しない場合があります。その場合は、PCのデバイスマ ネージャーにて“ハードウェア変更のスキャン“を実行してください。 ・タイムスケジュール設定の[動作設定]-[ワード書込値設定]-[データ形式]が BCDの場合、正しく書き込まれない場合があります。[データ形式]をBinで ご使用ください。 ・同じイメージ画像を参照するイメージ配置が複数ある場合、いずれか1つの イメージ画像の[圧縮をおこなう]をONにすると、データサイズが増えてしま う場合があります。データサイズを削減する場合は参照するイメージ全てに 対して[圧縮をおこなう]をONにしてください。 ・グラフ部品において、ノーマルグラフの[カラー設定]-[警報設定]をON、 [警報動作]をアドレスに設定すると三角形のマーク表示されますが、 [データ形式]がBCDもしくはFloatの場合、正常に動作しない場合があります。 三角形のマークをご使用になる場合は[データ形式]をBinでご使用ください。 ・.NET Framework 2.0のサービスパックがインストールされていないPCで 中国語IMEを使用時、まれに中国語入力ができない場合があります。 ・描画操作において、円弧/扇形の開始角度と終了角度が近い場合、表示器との 描画が異なる場合があります。表示器での振舞いはシミュレーションで確認 することが出来ます。 ・[プロジェクト]-[プロパティ]で表示される”プロジェクト情報画面”の [出力先]で設定した[USBストレージ出力先パス]が転送ツール上では初期値 として設定されていません。 ・アラーム設定のインポートにて、アドレスにシンボル配列を設定した場合、 インポートするCSVファイルに設定されている最大要素数でシンボルが登録 されます。またシンボル配列の要素数が5未満の場合は要素数は5で登録され ます。 1-2 本体 (ランタイム) <システム設定> ・PLCリセットによりシステムデータエリアの時計データの年月日時分を 0クリアするとGPから時計データが再設定されない場合があります。 <イメージフォント> ・データ表示器(文字列表示)でイメージフォントを使用しても、設定している 「表示言語」でサポートしている標準フォント文字コード以外の文字は 表示/入力することはできません。 <動画保存> ・FTP保存を長時間(最長で12時間)行うと保存に失敗する場合があります。 <共通設定> ・拡張文字列テーブルを使用し、拡張メモリをセットしていない状態で拡張 設定を行うと、転送後にエラーメッセージが表示され動作しません。 ただし、イメージフォント使用時は以下の機能で文字列が表示されます。 (文字列、スイッチランプ、キー、セレクタリスト、メッセージ表示器) ・グローバルファンクションでは、アラームとサンプリングの特殊スイッチは 設定できますが動作しません。 <描画> ・アニメーション機能非対応機種の場合、ランプ表示/インターロック表示 /ディレイ表示のいずれかを設定したスイッチランプの前面に固定画を 配置しても、その固定画はスイッチランプの背面に描画されます。 <スイッチランプ> ・スイッチのOFFディレイ機能を使用しており、OFFディレイ中に画面切替が 発生した場合、そのスイッチの描画は更新されません。 ・スイッチのOFFディレイ機能を使用してウィンドウを閉じる場合、 そのディレイ中に他のスイッチをタッチすると、タッチしている間は タグスキャンが止まります。 ・特殊スイッチでモニタ起動スイッチと設定している場合、ビットスイッチと して操作ログが残ります。 <セレクタリスト> ・セレクタリストの操作ログを残す場合、セレクタリストに割り付けている スイッチ機能として操作ログが残ります。 <ヒストリカルトレンドグラフ> ・過去データ表示機能ではカーソルが表示されるまでに時間がかかることがあ ります。 ・クロスパターンのような塗り込みパターンを使用していると、黒塗り込みが できなくなることがあります。問題が発生する場合は、システム設定→本体 設定→拡張機能設定→「互換設定」ボタン→「部品の塗り込み」のチェック ボックスをONにして回避してください。 <アラーム> ・アラーム種別に拡張を設定しており、複数アラームが同じトリガで発報する 場合、発報するアラームの表示順序が変わる場合があります。 <図形表示器> ・CF画像表示において、表示方法をファイル名指定、指定方法をアドレスと すると、文字列データモードによりファイル名が正しく取得できないため 画像が表示されない場合があります。 <サンプリングデータ表示器> ・サンプリング設定の言語設定とサンプリング表示器のフォントタイプで 設定したフォントが転送されていない時、サンプリング表示器で 編集を行うと反転表示が正しく表示されません。 <ファイルマネージャ部品> ・動画表示器の再生スイッチを連続して押しているときに転送すると、転送終 了後にファイルマネージャで選択した動画が再生できません。 ・文字列モードを3または6~8を指定し、デフォルトパスがアドレスの場合、 指定文字数の最終データから読み込むため、正しくパスとして認識できませ ん。 <アニメーション> ・データ表示器(入力中表示)はアニメーション機能には対応していません。 ・フロントレイヤに配置したデータ表示器の入力中の値は入力中表示器に 表示されません。 ・フロントレイヤに配置したランプ部品は設定範囲を超えて状態数が 入力されると非表示になります。 <シミュレーション> ・システムデータエリアを設定し、グローバルウィンドウの動作を間接に 設定すると、回覧メッセージではグローバルウィンドウは表示されません。 ・システムデータエリアを設定し、テキストアラームのサブ表示において サブ表示タイプをウィンドウ、ウィンドウ設定をグローバルとすると グローバルウィンドウは表示されません。 ・「本体設定」-「動作設定」の「画面キャプチャ設定」において 「保存先」が「USBストレージ」と設定されている場合、シミュレーションで 保存動作を行うとCFカードにデータが保存されます。 <Etherマルチリンク> ・接続機器がメモリリンクタイプ(#MEMLINK)だけの場合、スレーブの以下の リレー領域の値は取得できません。それ以外の値は、対応するシステム変数 から取得できます。 ・システムデータエリア(0~14) ・特殊リレーエリア(2032~2034,2037,2039~2047,2054,2055,2062~ 2073,2075~2095) ・9000エリア(9000~9309,9311~9399,9528~9999) 回避策としては、接続機器を追加してLSデバイスを確保し、LSデバイスのリ レー領域から値を取得してください。 1-3 接続機器 <(株)デジタル 汎用イーサネット> ・機器接続マニュアルに記載の制御エリア1の画面が一部異なっています。オ フライン画面で制御エリア1の自局ポート番号の変更が出来ないことが正し い仕様です。 <富士電機機器制御(株) MICREX-SX シリーズ> ・アドレス入力ダイアログで変数を定義していないワークシートを選択すると ダイアログを閉じるまで変数名の表示が更新されません。 ・ユーザ定義データ形および配列の名前を編集すると、編集した名前でユーザ 定義データ形もしくは配列が新規作成されます。 ・変数データが定義されていない状態から、個別機器設定ダイアログを閉じず に2度以上変数データを新規作成すると変数データを使用しない設定となり ます。 ・大量の変数データが定義されているCSVファイルをインポートすると、イン ポート処理が完了するまで時間がかかります。 <Rockwell Automatioun EtherNet/IP> ・ノルウェイ語OS(Windows XP Pro)でL5Kファイルをインポートすると、 正しいフォーマットではないとエラーが出ます。 コントロールパネルの「地域と言語のオプション」の"地域オプション" タブ内"標準と形式"の設定を「英語」にして実行してください。 <理化工業(株) 温度調節計> ・HAシリーズを使用した場合、識別子TMを使用することはできません。 <ODVA DeviceNet スレーブ> ・デバイスモニタのアドレス入力でデバイスアドレスに32文字以上の文字を 入力しないでください。 1-4 WinGP <印刷> ・タイ語を印刷するとプロポーショナル(可変幅)のフォントで印字され、 CSV表示器などの表(罫線)が崩れてしまいます。 <レシピ> ・CSVデータ転送でUSBメモリに空き容量が無い状態でUSBメモリへ転送しても エラーになりません。 <ファイルマネージャ部品> ・「参照先フォルダ指定」の「USBストレージ」にルートフォルダ(「C:\」など) を設定している状態でデフォルトパス機能を使用している場合、 ファイルマネージャのファイル名表示が不正になる場合があります。 デフォルトパス機能をご使用の場合は、ルートフォルダ以外を 設定してください。 <浮動小数点演算> ・WinGP(シミュレーション)での 浮動小数点の演算結果が GP-Pro EX Ver.2.10以前から変わることがあります。 <インストーラ> ・対象PCのOSが、Windows Vistaの場合で、既に一度でも、旧バージョンの WinGPがインストールされている場合、以下の仮想レジストリを削除してく ださい。 HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\VirtualStore\Machine\SOFTWARE\ Pro-face\Pro-Server EX\ <その他> ・対象IPCだけでなく、一般パソコンや対象外IPCでも動作が可能です。 ただし、動作させる一般パソコンや対象外IPCのスペックによっては動作が 遅くなったり、CPU使用率が高くなる可能性があります。 (2)シリアルNO.とライセンスキーコードが未入力の場合 ・プロジェクトデータを、グラフィック操作パネル(GP4100シリーズ、IPCおよびPC- AT(WinGP使用時)を除く)に転送できません。 ・WinGPは転送ツールでは転送できませんが、ProjectCopyで画面データをコピーし、 動作させることが可能です。Windowsのデスクトップに表示されている[スタート] をクリックし、[すべてのプログラム]-[Pro-face]-[WinGP]-[ProjectCopy] をクリックしてください。 ただし、システムデータが転送されていない場合や、システムデータを変更した   場合には、ProjectCopyは使用できません。   WinGPは連続3時間動作すると自動的に停止します。   ※ インストール後、本製品を起動して[ヘルプ]-[キーコード入力]で シリアルNO.とライセンスキーコードの入力が可能です。 (3)インストールとアンインストール 3-1 インストール ・インストール前にはウイルスチェックソフトを含む全てのプログラムを終了させ    てください。 ・Administrator権限のあるユーザアカウントでインストールしてください。 ・動作環境については(株)デジタルのサポート専用サイト「おたすけPro!」 (http://www.proface.co.jp/otasuke/)でご確認ください。 ・Disk1のCDをCDドライブに挿入すると自動スタートします。しない場合は、 Windowsデスクトップの[スタート]-[ファイル名を指定して実行]をクリック してください。ダイアログボックスが表示されますので、「D:\ProEX_Setup.exe」 と入力し、[OK]をクリックしてください。("D:\"の部分にはご使用のパソコン のCD用ドライブ名を入力してください。) ・Disk2のCDも同様にCDドライブに入れてインストールを進めてください。 ※ ツールによってはライセンスが必要です。 下記の場合はUSB転送ケーブルが正しく認識されていないことがあります。 ・USB転送ケーブルを接続したまま本製品をインストールした場合 ・インストール終了後、パソコンを再起動しなかった場合 3-2 アンインストール [スタート]-[すべてのプログラム]-[Pro-face]-[***]-[アンインストール] を実行します。(***には製品名とバージョンが入ります)ただし、プロジェクト ファイルやパッケージファイル内のファイルなどは削除されません。 その他のツールは、[スタート]-[コントロールパネル]-[プログラムの追加と 削除]で削除して下さい。 (4)ユーザ登録のお願い お客様サポート充実のためユーザ登録をお願いしています。オンラインユーザ登録  で登録いただいた情報は、いつでも確認できるので万が一紛失しても安心です。 Disk1のCDをCDドライブに入れ、「オンラインユーザ登録」からユーザ登録をしてく ださい。インストール後、本製品を起動して「ヘルプ-オンラインユーザ登録」から も簡単に登録可能です。 (5)マニュアル マニュアルを閲覧するには、Adobe Readerが必要です。 本製品を起動し「ヘルプ」からマニュアルを選択してください。マニュアルのみ 起動させるには、[スタート]-[すべてのプログラム]-[Pro-face]-[***] -[マニュアル]を選択してください。(***には製品名とバージョンが入ります) 一部のマニュアルは、弊社サポート専用サイト「おたすけPro!」からダウンロードし てください。 (6)導入ガイド はじめてお使いいただく方のために導入ガイド(Adobe Readerが必要)を入れて います。 インストールから起動、画面作成、プレビュー、終了までを流れに沿って作成し、 簡単なサンプル画面を完成させます。知っておくと便利な機能も確認できます。 Disk1をCDドライブに入れ、Windows のエクスプローラでCDの内容を表示し、 「GP-ProEX Installation Guide_ja.pdf」を起動して下さい。 ================================================================================ Adobe Reader Copyright 2010 Adobe Systems Incorporated.All rights reserved. 弊社の「ソフトウエア使用許諾契約条項」はAdobe Systems社の製品に適用されません。 記載されている商品は、それぞれの権利者の商標または登録商標です。 Pro-faceは、弊社の日本、米国およびカナダ・ヨーロッパ、その他の国における登録 商標です。 この資料の一部または全部を無断で使用、複製することはできません。 ※※※※※※※※※※※※※※ リリースノート終了 ※※※※※※※※※※※※※※※