※※※※※※※※※※※※※※ GP-Pro EX Ver.2.7 ※※※※※※※※※※※※※※※ 2011年 8月 株式会社デジタル はじめに この度は、GP-Pro EXをご利用いただき誠にありがとうございます。 GP-Pro EXは、グラフィック操作パネル用画面データ作成ソフトウェアです。 Windowsの環境を生かした操作性及び高機能を実現しています。 最新情報は、弊社ホームページ(http://www.proface.co.jp/)でご確認ください。 目次 (0)バージョン (1)制限事項 1-1 エディタ 1-2 本体 1-3 接続機器 1-4 WinGP (2)シリアルNO.とライセンスキーコードが未入力の場合 (3)インストールとアンインストール 3-1 インストール 3-2 アンインストール (4)ユーザ登録のお願い (5)マニュアル (6)導入ガイド 内容 ================================================================================ (0)バージョン エディタ :Ver.2.71.000 ランタイム :Ver.2.71.0 OSコア :Ver.1.0.2(GP4104) Ver.1.2.2(GP4105,GP4106,GP4107) Ver.1.2.1(GP-4201TM(Modular Type),GP-4301TM(Modular Type)) Ver.3.4.1(AGP3200,AST3***,AGP33*0H) Ver.3.4.0(上記以外の機種) メモリローダ :Ver.2.71.0 WinGPランタイム :Ver.2.71.0 (1)制限事項 1-1 エディタ (エディタ) ・内部アドレス(LS、USR)を割り付けたシンボルをワードアドレスから ビットアドレスへ変更する場合、シンボルを削除後に再登録を行ってください。 ・メッセージ表示器でストロークフォント設定時に文字列テーブルの文字列が すべて表示されない場合、サイズを9ポイントに変更し自動調整を有効に してください。 ・ST3000シリーズにおいて、表示器のオフラインでクロスカーソル表示を無効に した場合、転送ツールで受信しGP-Pro EX 作画エディタで保存すると クロスカーソル表示が有効になります。 再度、表示器のオフラインで無効にしてください。 ・WindowsにUSER権限でログインした場合、転送ツールでメモリローダの バックアップファイルの作成が行えません。 ・GP-4201TMとGP-4301TMでキーボードの配置位置指定を設定したデータ表示器を パッケージに登録することが出来ます。このパッケージをGP-Pro EX V2.70で 使用するとGP-4100シリーズへパッケージに登録したデータ表示器を配置する事 が出来ますが、キーボードの配置位置指定は無効です。 キーボードは全面に表示されます。 1-2 本体 (ランタイム) <データ表示器> ・文字列表示の場合、エディタでセキュリティレベルを設定した状態で 「入力許可」をタッチ設定からビット設定に切り替え、表示器に転送すると、 入力順序が正しく動作しません。セキュリティレベル設定を削除してから 「入力許可」をビット設定にしてください。 ・間接アドレス指定の場合に、ポップアップキーボードを表示中にアドレス値を 変更すると、ポップアップキーボードを閉じることができなくなります。 この場合は画面切替を実施してください。 <転送> ・プロジェクトデータを転送時、「パスワードのチェックを開始しています」 というメッセージを表示中に転送を中断すると、表示器が転送中画面のまま となってしまう場合があります。この場合は再度転送を実行してください。 <スイッチランプ> ・自動OFF付きグループ設定のスイッチをファンクションスイッチに設定し、 同じグループのスイッチを複数同時に押下すると、自動OFFが動作しません。 <画面切替> ・セキュリティレベルが設定されている画面に階層画面切替を実施し、 パスワード入力画面で接続機器から画面切替を行った場合、その後、 「前の画面に戻る」スイッチが正常に動作しない場合があります。 <オペレーションスイッチ> ・GP-33xxHシリーズでオペレーションスイッチにてワードスイッチでLS0009に よる画面表示OFFを実施した時、以降、オペレーションスイッチが無効と なってしまいます。 1-3 接続機器 <ドライバ共通> ・範囲外に設定してENTERキーを押した場合に、ダイアログが閉じる場合があり ます。 <パススルー機能> ・WinGPとIISのFTPサーバを同時に使用した場合、パススルー機能が使用できま せん。 <ラダーモニタ> ・ディレイ動作を3秒OFFディレイに設定したビットスイッチ かつ 特殊スイッチで ラダーモニタを起動すると、起動に失敗します。 ・接続機器選択画面にてオフラインに移行しないでください。 <三菱電機 (株) A シリーズ 計算機リンク ラダーモニタ> ・送信ウェイトを16ms以上に設定すると通信エラーが発生します。送信ウェイ トは15ms以下に設定してください。 <東芝機械(株) TC シリーズ(TCmini/TC200) 接続機器データコピーツール> ・ラダープログラムに「サブルーチン命令」、「タスク命令」、「割り込み命令」 が使用されていると、PLCに転送後シーケンス異常が発生し、ラダーが実行で きません。「サブルーチン命令」、「タスク命令」、「割り込み命令」を使用 したラダープログラムを使用しないで下さい。 ・GP-Pro EX V2.70のWinGPでリストにファイル名が表示されません。 <Siemens AG SIMATIC S7 MPI 直結> ・間接指定にて誤ったデバイスコードを指定した場合、他のデバイスにアクセス する場合があります。 <ODVA DeviceNet スレーブ> ・デバイスモニタのアドレス入力でデバイスアドレスに32文字以上の文字を入力 しないでください。 <Siemens AG SIMATIC S7 3964(R)/RK512> <Siemens AG SIMATIC S7 イーサネット> <PROFIBUS International PROFIBUS DP スレーブ> <Siemens AG SIMATIC S5 CPU 直結> <Siemens AG SIMATIC S5 3964> ・ビットアドレスV65535.6から3ビット書き込みを行うと通信エラーとなります。 <Rockwell Automation, Inc. EtherNet/IP> ・PLCとGP-Pro EXでタグ名の大文字/小文字が異なる場合は通信できません。 再度L5Kファイルをインポートしてください。 ・読み取り専用のファイルに対してタグデータのエクスポートを行わないで下 さい。 <三菱電機(株) Qシリーズ QnU CPU イーサネット> ・通信タイムアウトによるリトライが発生した場合、500ms程度デバイスの読出し/ 書込みコマンドがストップする場合があります。 <オムロン(株) CS/CJ シリーズ 上位リンク> <オムロン(株) CS/CJ シリーズ イーサネット> ・TKデバイスに対してビット書込みを行うとエラーメッセージ内のデバイス 文字列が文字化けします。 <GE Fanuc Automation Series 90-30/70 SNP> ・通信中にエラーが発生する場合があります。リトライ回数を1以上に設定して ください。 ・英語エラーメッセージの綴りに一部間違いがあります。 <(株)デジタル メモリリンク> ・イーサネット オプション画面『TCP』『UDP』タブ内のリスト上でのTabキーの 動作がスキップされる場合があります。 ・RS422/485(4線式)でフロー制御をXON/XOFFの設定をした場合、表示器の起動時に XONが表示器から送信されません。 ・表示器の起動直後に接続機器から読出しを行うと内部デバイスバックアップを 設定した内容が読出せない場合があります。 <三菱電機(株) Q シリーズ CPU 直結> ・表示器がPLCと通信していない画面にて、PLCを再起動した後にパススルー機能 でのみPLCにアクセスすると、PLCがパスワードロックをしてしまう。表示器が PLCと通信している画面に移行した後にパススルー機能で接続してください。 ・拡張レシピ機能を使用してビットアドレスを含んだ書込みを行うと、通信エ ラーが起きる場合があります。ビットアドレスを含んだ書込みを行わないで 下さい。 <富士電機機器制御(株) MICREX-SX シリーズ イーサネット> <富士電機機器制御(株) MICREX-SX シリーズ SIO> ・CSVファイルのインポート時に変数名のチェックを行っておりません。CSVフ ァイルを手動で編集する場合は、ラダーソフトで設定可能な変数名を使用して ください。 ・タスクタイプがFIXED_CYCLEのみの場合、通信エラーが発生して通信できませ ん。FIXED_CYCLE以外のタスクタイプも使用してください。 <GE Fanuc Automation Series 90-30/70 SNP-X> <三菱重工業(株) MHI STEP3 イーサネット> ・アラームサマリにビットデバイスを設定した場合、17ビット目以降のアラームが 正しく表示されません。ワードデバイスを使用してください。 <横河電機(株) パソコンリンク SIO> ・送信ウェイトを10ms以上に設定すると通信エラーが発生します。送信ウェイ トは9ms以下に設定してください。 <横河電機(株) パソコンリンク SIO> <横河電機(株) パソコンリンク イーサネット> ・パススルー機能をイーサネット接続で使用時に、通信エラーが発生する場合が あります。USB接続を使用してください。 ・パススルー機能使用時に、プログラム開発ツールを長時間オンラインのまま放 置すると通信エラーが発生する場合があります。 <(株)安川電機 インバータ/サーボSIO> ・英語のオフラインのシリーズ名の表記が欠ける場合があります。 <ODVA EtherNet/IP Explicit Messaging> ・文字列を書込む場合、103ワード以上の文字列を書込まないで下さい ・String Prefixを0以外の値に設定して文字列を書込む場合、52ワード以上の文 字列を書込まないで下さい。 <三菱電機(株) FREQROL インバータ> ・リンクパラメータデバイスを読出す時、通信サイクルタイムが不正な値になり ます。 <(株)デジタル 汎用 SIO> ・通信エラーのエラーメッセージがシステムバー上で欠けて表示されます。 <(株)デジタル 汎用 SIO> <(株)デジタル 汎用 イーサネット> ・内部デバイスバックアップで制御エリアアドレスに値がセットされるとダイ レクト通信機能が動作します。 <Cognex Corporation In-Sightビジョンシステム> ・接続機器のデバイスを直接設定してビット反転、演算処理を行わないで下さい。 ビット反転、演算処理を行う場合は、スクリプトを使用していったん該当する ワードアドレスを読込み、読込んだワードアドレスを変更してから接続機器に 書き戻してください。 <三菱電機 (株) FX シリーズ CPU 直結> ・GP4100シリーズにて通信速度を19200に設定した場合。表示器の起動時に時刻 更新機能を使用すると通信エラーが発生します。 <(株) 安川電機 MEMOBUS イーサネット> ・間接指定で不正なアドレスを入力した時のエラーメッセージが正しくありま せん。 <LS 産電(株) Master-K シリーズ Cnet> ・送信ウェイトを16ms以上に設定すると通信エラーが発生します。送信ウェイ トは15ms以下に設定してください。 1-4 WinGP <印刷> ・タイ語を印刷するとプロポーショナル(可変幅)のフォントで印字され、 CSV表示器などの表(罫線)が崩れてしまいます。 <レシピ> ・CSVデータ転送でUSBメモリに空き容量が無い状態でUSBメモリへ転送しても エラーになりません。 <ファイルマネージャ部品> ・「参照先フォルダ指定」の「USBストレージ」にルートフォルダ(「C:\」など) を設定している状態でデフォルトパス機能を使用している場合、 ファイルマネージャのファイル名表示が不正になる場合があります。 デフォルトパス機能をご使用の場合は、ルートフォルダ以外を 設定してください。 <浮動小数点演算> ・WinGP(シミュレーション)での 浮動小数点の演算結果が GP-Pro EX Ver.2.10以前から変わることがあります。 <インストーラ> ・対象PCのOSが、Windows Vistaの場合で、既に一度でも、旧バージョンの WinGPがインストールされている場合、以下の仮想レジストリを削除してく ださい。 HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\VirtualStore\Machine\SOFTWARE\ Pro-face\Pro-Server EX\ <その他> ・対象IPCだけでなく、一般パソコンや対象外IPCでも動作が可能です。 ただし、動作させる一般パソコンや対象外IPCのスペックによっては動作が 遅くなったり、CPU使用率が高くなる可能性があります。 (2)シリアルNO.とライセンスキーコードが未入力の場合 ・プロジェクトデータを、グラフィック操作パネル(GP4100シリーズ、IPCおよびPC- AT(WinGP使用時)を除く)に転送できません。 ・WinGPは転送ツールでは転送できませんが、ProjectCopyで画面データをコピーし、 動作させることが可能です。Windowsのデスクトップに表示されている[スタート] をクリックし、[すべてのプログラム]-[Pro-face]-[WinGP]-[ProjectCopy] をクリックしてください。 ただし、システムデータが転送されていない場合や、システムデータを変更した 場合には、ProjectCopyは使用できません。 WinGPは連続3時間動作すると自動的に停止します。 ※ インストール後、本製品を起動して[ヘルプ]-[キーコード入力]で シリアルNO.とライセンスキーコードの入力が可能です。 (3)インストールとアンインストール 3-1 インストール ・インストール前にはウイルスチェックソフトを含む全てのプログラムを終了させ てください。 ・Administrator権限のあるユーザアカウントでインストールしてください。 ・動作環境については(株)デジタルのサポート専用サイト「おたすけPro!」 (http://www.proface.co.jp/otasuke/)でご確認ください。 ・Disk1のCDをCDドライブに挿入すると自動スタートします。しない場合は、 Windowsデスクトップの[スタート]-[ファイル名を指定して実行]をクリック してください。ダイアログボックスが表示されますので、「D:\ProEX_Setup.exe」 と入力し、[OK]をクリックしてください。("D:\"の部分にはご使用のパソコン のCD用ドライブ名を入力してください。) ・Disk2のCDも同様にCDドライブに入れてインストールを進めてください。 ※ ツールによってはライセンスが必要です。 下記の場合はUSB転送ケーブルが正しく認識されていないことがあります。 ・USB転送ケーブルを接続したまま本製品をインストールした場合 ・インストール終了後、パソコンを再起動しなかった場合 3-2 アンインストール [スタート]-[すべてのプログラム]-[Pro-face]-[***]-[アンインストール] を実行します。(***には製品名とバージョンが入ります)ただし、プロジェクト ファイルやパッケージファイル内のファイルなどは削除されません。 その他のツールは、[スタート]-[コントロールパネル]-[プログラムの追加と 削除]で削除して下さい。 (4)ユーザ登録のお願い お客様サポート充実のためユーザ登録をお願いしています。オンラインユーザ登録 で登録いただいた情報は、いつでも確認できるので万が一紛失しても安心です。 Disk1のCDをCDドライブに入れ、「オンラインユーザ登録」からユーザ登録をしてく ださい。インストール後、本製品を起動して「ヘルプ-オンラインユーザ登録」から も簡単に登録可能です。 (5)マニュアル マニュアルを閲覧するには、Adobe Readerが必要です。 本製品を起動し「ヘルプ」からマニュアルを選択してください。マニュアルのみ 起動させるには、[スタート]-[すべてのプログラム]-[Pro-face]-[***] -[マニュアル]を選択してください。(***には製品名とバージョンが入ります) 一部のマニュアルは、弊社サポート専用サイト「おたすけPro!」からダウンロードし てください。 (6)導入ガイド はじめてお使いいただく方のために導入ガイド(Adobe Readerが必要)を入れて います。 インストールから起動、画面作成、プレビュー、終了までを流れに沿って作成し、 簡単なサンプル画面を完成させます。知っておくと便利な機能も確認できます。 Disk1をCDドライブに入れ、Windows のエクスプローラでCDの内容を表示し、 「GP-ProEX Installation Guide_ja.pdf」を起動して下さい。 ================================================================================ Adobe Reader Copyright 2011 Adobe Systems Incorporated.All rights reserved. 弊社の「ソフトウエア使用許諾契約条項」はAdobe Systems社の製品に適用されません。 記載されている商品は、それぞれの権利者の商標または登録商標です。 Pro-faceは、弊社の日本、米国およびカナダ・ヨーロッパ、その他の国における登録 商標です。 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