※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※   GP−PRO/PBV C−Package02        ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※           2003年10月15日           株式会社 デジタル はじめに GP-PRO/PBV C-Package02は、グラフィック操作パネルGP70,77R, GP2000,STシリーズ、及びGLC100,300,GLC2000シリーズ用画面デー タ作成ソフトウェア「GP-PRO/PBV V6.30 for Windows」 (以下「PRO/PBV V6.30」)及びGLC100,300,GLC2000シリーズ専用 ラダープログラム作成ソフトウェア「Pro-Control Editor V4.30」 (以下「Pro-Control V4.30」)を一体化したソフトウェアです。 Windowsの環境を生かした操作性及び高機能を実現しています。 ========================================================== 目次 ========================================================== 0.不具合改修一覧  0-1.GP-PRO/PBV 不具合改修一覧  0-2.Pro-Control 不具合改修一覧  0-3.GPシステムプログラム 不具合改修一覧  0-4.通信プログラム 不具合改修一覧 1.当バージョンの新機能  1-1.新規対応GP,GLC,ST  1-2.新規対応通信プロトコル  1-3.GP-PRO/PBV バージョンアップ項目  1-4.Pro-Control バージョンアップ項目 ========================================================== 0.不具合改修一覧 ========================================================== ========================================================== 0-1.GP-PRO/PBV 不具合改修一覧 /-- V6.30 --/ 1.階層表示プロジェクトマネージャで、プロテクトされたプロジェク  トを選択した状態で、新規プロジェクト作成を行うとエラーになり  プロジェクトが作成できない。 2.アドレス一括変換で、変換後にデバイスコードが0x0000になるアド  レスが変換されない。 3.シンボルを削除しても、再登録されることがある。 4.Dスクリプトで_memcpy_EXと_memset_EX関数でシンボルアドレスが  使用できない。 5.プリンタドライバをインストールしていないPCで、印刷を実行する  と、印刷処理が終了しない。 6.Dスクリプトのアドレス入力ダイアログで、同一名のビットシンボ  ルが存在するとワードシンボルが入力できない。 7.18文字以上のレイヤー(画層)名を使用しているDXFファイルがDXF  変換できない。 8.2WAYドライバをダウンロードしたGP2x01・477R・377Rに、2WAYド  ライバを送らない設定で強制転送しても2WAYドライバが削除され  ない。 9.表示器本体でシステム設定を変更した後に表示器本体で作成した  MEMファイルをPRWに変換できない。 10.同一フォルダ内に半角で8文字目までが同じファイル名の*.0pwフ  ァイル(圧縮ファイル)が存在するプロジェクトを圧縮TOOLで圧縮す  ると*.0pwファイルを上書きしてしまうことがある。 11.表示器本体のCFカードにZRxxxxx.CSVが大量に存在すると、自動  転送と画面一覧取得に時間がかかる。 12.特殊スイッチでロギング操作キー左右スクロール設定を行い、再  度特殊スイッチ設定ダイアログを開くと設定した左右スクロールが  逆に表示される。 13.接続機器変更時のアドレス一括変換でSiemens S7-300/400 via MPI  DBデバイスに変換すると正しく変換されないことがある。 14.Dスクリプト・Dスクリプト関数を印刷すると強制終了する場合がある 15.階層表示プロジェクトマネージャでSiemensのS7-300/400viaMPI  のプロジェクトを編集し、接続機器を変更しないでプロジェクトを  新規作成し、元のプロジェクトを選択するとアドレスが正しく表示  できないことがある 16.印刷で画面呼出一覧が複数頁にまたがると強制終了することがある 17.改行コード1つのみのインデックスメッセージを含むテーブルデー  タをエクスポート後、EXCELで編集するとインポートできなくなる 18.アラームエディタで拡張子が大文字のCSVファイルがインポートで  きない。 19.V6.20〜6.23にてアラームで使用したシンボル情報が受信できない。 20.折れ線グラフ部品の補助線/表示レンジを負の値に設定すると正し  くセーブ゙されない。 21.モノクロ8階調設定時に白色以外の初期値を持つカラー設定の、初  期値が全て黒色になる。 22.DスクリプトのIF文の条件式に文字列を設定しても文法エラーにな  らない。 23.Dスクリプト・グローバルDスクリプト・拡張SIOスクリプトのグロ  ーバルクロスリファレンスの表示に時間がかかる。 24.階層表示プロジェクトマネージャで、サウンド設定・グローバルD  スクリプト・拡張SIOスクリプト・ロギング設定・ファイリング設定  をドラッグ&ドロップでコピーした後にコピーしたデータを編集せず  にプロジェクトを転送すると、そのデータが受信できない。 25.256設定で作画時に円・半円グラフで、背景色にブリンク設定がで  きる。 26.折れ線グラフ部品の一括表示時の点種が正しくセーブされないこと  がある。 27.階層表示プロジェクトマネージャでデータ転送機能をコピーすると  強制終了する。 28.階層表示プロジェクトマネージャでシステムフォルダをドラッグ&  ドロップでコピーすると、拡張SIOスクリプトがコピーされない。 29.折れ線グラフ部品の枠無し部品を配置後、グループ化を解除し、  移動するとグラフの表示が2つに分かれることがある。 30.無効にしたシンボルが登録されてしまう場合がある。 31.プロジェクト全体で折れ線グラフ部品を40個設定していると、  正しくセーブできなくなる。 32.拡張SIOスクリプトの_CF_delete()関数でパラメータ2に文字列  以外を設定すると、正しく動作しない。 0-2.Pro-Control 不具合改修一覧 /-- V4.30 --/ 1.ロジックプログラムにてI/Oのエラーが検知出来ない。 2.モニタリングモードからプログラミングモードへ移行した時、ロジ  ックプログラムが変更されている場合でも保存ボタンが有効になら  ない。 3.12桁以上の定数をロジックプログラムに設定すると正しくエラー表示  されない。 4.LT Type-Hドライバが設定されたインポートデータをC-Packageに  エクスポート出来ない。 5.部分エクスポートのラング選択ダイアログを開いた時、フォーカス  位置に関係なく必ずラング範囲が0〜0で表示される。 6.モニタリングにて変更した変数の強制変更内容がアップロード出来  ない。 7.一括アップロードにて変数の現在値がアップロード出来ない。 =========================================================== 0-3.GPシステムプログラム 不具合改修一覧 各GP/GLC機種のシステムプログラムの最新バージョンは、以下の通 りです。 GP70シリーズ V1.55d GP675シリーズ V2.35d GLC100シリーズ V2.57a GP77R,GP377,GLC300シリーズ V2.69j GP2000,GLC2000シリーズ V3.58b シリアルコードリーダ(LS) V1.10b 1.GP77R,GP377,GLC300シリーズ(V2.69e〜) V2.69jでの変更内容 (1)折れ線グラフと流れアラームを同時に表示すると表示更新が止   まる場合がある。 (2)折れ線グラフ、データサンプリングでサンプリング時間が   32768秒以上のときに動作しない不具合の改修。 2.GP2000,GLC2000シリーズ(V3.53b〜) V3.58bでの変更内容 (1)GP2000 VMユニットのPC表示(RGB入力表示)において、同一分   解能で水平/垂直周波数を変更すると表示位置がずれる場合があ   る。 (2)折れ線グラフと流れアラームを同時に表示すると表示更新が止   まる場合がある。 (3)GP2000シリーズのモノクロLCD機種でタンクグラフ部品を使用す   ると、グラフ表示(塗り込み)が漏れる場合がある。 (4)GP2000シリーズのモノクロLCD機種でイメージフォントを透かし   で使用すると、文字の左端または右端の1ドットが表示されない   場合がある。 (5)折れ線グラフ、データサンプリングでサンプリング時間が   32768秒以上のときに動作しない。 ============================================================ 0-4.通信プログラム 不具合改修一覧 プロトコルチーム担当 1.マルチリンクプロトコル  対象プロトコル:マルチリンク接続可能な以下のプロトコル                        改修バージョン  接続機器タイプ:「三菱電機 MELSEC-AnA(LINK)」 V1.42        :「三菱電機 MELSEC-AnN(LINK)」 V1.42        :「三菱電機 MELSEC-FX2(LINK)」 V1.42        :「三菱電機 MELSEC-QnA(LINK)」 V1.43        :「オムロン SYSMAC-Cシリーズ」 V1.42        :「オムロン SYSMAC-CVシリーズ」 V1.42        :「オムロン SYSMAC-CS1シリーズ」 V1.44        :「シャープニューサテイラト JWシリーズ」 V1.44        :「横河電機 FACTORY ACE 1:1通信」V1.53        :「横河電機 FACTORY ACE 1:n通信」V1.53        :「安川電機 GL120/130シリーズ」 V1.43        :「日立産機システム HIDIC Hシリーズ」 V1.43        :「日立産機システム HIDIC H2シリーズ」 V1.43        :「東芝 PROSEC-Tシリーズ」 V1.42        :「松下電工 MEWNET-FPシリーズ」 V1.45        :「KEYENCE KZ300シリーズ」 V1.42  変更内容:Sタグなどの起動後読み出しでエラーが発生した場合、       それ以降、ウォッチドッグが動作しない不具合改修。 2.メモリリンク イーサネットプロトコル                       改修バージョン  接続機器タイプ:「メモリリンクEthernetタイプ」 V1.67  変更内容:2Wayドライバのポート番号とMtoMイーサネットの       ポート番号を同じに設定して、オンラインへ移行       するとシステムエラーになる。 3.豊田工機PC2J/PC3Jプロトコル                        改修バージョン  接続機器タイプ:「豊田工機 TOYOPUC-PC2シリーズ」 V1.44        :「豊田工機 TOYOPUC-PC2シリーズ 1:n通信」V1.44        :「豊田工機 TOYOPUC-PC3Jシリーズ」 V1.44        :「豊田工機 TOYOPUC-PC3J 1:n通信」 V1.43  変更内容:システムエリア全選択、書き込みキャンセル有の設定に       すると、オンラインへ移行すると書き込みキャンセルの       オフライン画面へ移行してしまう不具合改修。 4.オムロン SYSMAC C 1:nプロトコル                       改修バージョン  接続機器タイプ:「オムロン SYSMAC-C 1:n通信」 V1.41  変更内容:システムエリア全選択、書き込みキャンセル有の設定に       すると、オンラインへ移行すると書き込みキャンセルの       オフライン画面へ移行してしまう不具合改修。 5.三菱電機FXシリーズ直結プロトコル                      改修バージョン  接続機器タイプ:「三菱電機 MELSEC-FX(CPU)」 V1.44  変更内容:CPUによってGPの通信開始が遅い場合がある不具合改修。 6.GE Fanuc SNP/SNPXプロトコル                        改修バージョン  接続機器タイプ:「GEファナック シリーズ 90-30/70 SNP」 V1.44   :「GEファナック シリーズ 90 SNP-X」 V1.43 変更内容:ビットアドレスのビット反転が正常に動作しない場合が     ある不具合改修。 7.AB Control Logix DF1プロトコル                         改修バージョン  接続機器タイプ:「Allen Bradley ControlLogix DF1」 V1.41 変更内容:32ビットデバイスの数値表示がちらつく不具合改修。 8.三菱電機 MELSEC Qシリーズイーサネットプロトコル                      改修バージョン  接続機器タイプ:「三菱電機 MELSEC-Q(ETHER)」 V1.65  変更内容:GP77Rシリーズにおいて、画面転送ができない場合が       ある不具合改修。 =========================================================== 1.当バージョンの新機能 =========================================================== ----------------------------------------------------------- 1-1.新規対応GP,GLC,ST /-- V6.30 --/ (1)GP-2300S (2)ST400/401/402 ----------------------------------------------------------- 1-2.新規対応プロトコル /-- V6.30 --/ ・三菱電機FXシリーズ直結  接続機器タイプ:「三菱電機 MELSEC-FX(CPU2)」 ・三菱電機FXシリーズ1:nリンク  接続機器タイプ:「三菱電機 MELSEC-FX 1:N通信」 ・安川電機 MP2000/MP920イーサネット  接続機器タイプ:「安川電機 MP2000/920(ETHER)」 ・キーエンスKZシリーズ  接続機器タイプ:「KEYENCE KZ-10_80R/Tシリーズ」 ・チノー調節計(MODBUSプロトコル)  接続機器タイプ:「チノー調節計(MODBUS)」 ----------------------------------------------------------- 1-3.PRO/PBV バージョンアップ項目 /-- V6.30 --/ ■セキュリティ機能対応(STシリーズのみ)  ・パスワード機能を使用することにより、操作、管理、保守など目的   に合わせた画面の使い分けが可能になり、セキュリティを考慮した   システムの作成に効果的です。 ■タイムスケジュール機能対応(STシリーズのみ)  ・コントロールアドレスによって動作するファイリング、Dスクリプ   ト、サウンド機能などを、指定した時間に自動実行することが容易   になります。 ■オフライン言語切替機能(STシリーズのみ)  ・オフラインのメニューを日本語から英語に変更する際に、再度シス   テムを送り直す必要がなくなりました。 ■複数コピーの機能拡張  ・オブジェクトの複数コピーのコピー方向を右下方向だけでなく、上   下左右のどの方向にもコピーすることが可能になり、作業効率の改   善が図れます。  ・複数コピー時のアドレス加算幅を最大255から4096に拡張しました。 ■インデックス文字列のセンタリング機能  ・インデックス文字列でインデックスの中央に文字を配置することが   できるようになりました。 ■1/2漢字の中国語、台湾語、韓国語対応  ・日本語OS以外で作画する場合でも1/2角漢字フォントが使用できる   ようになりました。これにより、中型機種でより多くの情報を表示   できるようになります。 ■フォントサイズの拡張  ・従来のサイズに加えて、6x10、8x13、13x23ドットのサイズを追加   しました。(半角英数字のみ) その他詳細についてはマニュアルを参照して下さい。 ----------------------------------------------------------- 1-4.Pro-Control バージョンアップ項目 /-- V4.30 --/ ■新規命令の追加。 ・三角関数命令(SIN,COS,TAN)の対応 ・ラジアン変換命令(RAD)の対応 ・PID演算命令(PID)の対応 ■インポート/エクスポート機能の追加。 ・変数リストダイアログからの変数インポート/エクスポート機能 ・I/OコンフィグレーションダイアログからのI/O設定インポート/ エクスポート機能 ■コントロールツールバーカスタマイズ機能の追加 ----------------------------------------------------------- 注意:この資料の一部または全部を無断で使用、複製することは できません。 ※※※※※※※※※ README.TXT 終わり ※※※※※※※※※