※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ GP−PRO/PBV for Windows        V4.02b ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                  2000年3月17日             株式会社 デジタル はじめに この度は、GP-PRO/PB3 for Windowsを購入いただき誠にありがとうございます。 GP-PRO/PB3 for Windowsはグラフィック操作パネルGP70,77Rシリーズ専用画面 データ作成ソフトウエアです。Windowsの環境を生かした操作性及び高機能を実 現しています。 ================================= 目次 ================================= 0.不具合改修一覧 0-1.V4.0の不具合改修一覧 1.バージョン4の新機能  1-1.新規対応GP  1-2.新規対応プロトコル  1-3.Dスクリプト  1-4.ファイリング  1-5.ロギング  1-6.アラームメッセージ数拡張  1-7.編集   2.インストールの方法  2-1.インストールする前に確認すること  2-2.インストールの手順 3.すでに確認されている問題  3-1.強制終了が出たとき  3-2.WindowsNT使用時の注意事項  3-3.GPPRO2,3のデータ取り込みについて  3-4.属性変更について  3-5.オブジェクトの回転について  3-6.個別転送について  3-7.シミュレーションが動作しない場合 4.PROPB/DOSバージョンとの互換性  4-1.文字列の描画順序  4-2.銘板の設定が最大4行ひとまとめになります  4-3.タグ名について  4-4.X画面の作画方法  4-5.キーの互換性について  4-6.ポップアップキーボードについて  4-7.自動再表示機能がなくなりました 5.アンインストールの方法  5-1.アンインストールする前に確認すること  5-2.アンインストールの手順   ================================= 0.不具合改修一覧 ================================= --------------------------------- 0-1.V4.0の不具合改修一覧 /*** 作画ソフト ***/ /-- V4.02b --/ 1.イメージ画面を呼び出しているベース画面をクリップボードに取り込むと  色が変わる場合がある。 2.V4.02aにてアラームアドレスが正しく表示されない場合がある /-- V4.02a --/ 1.イメージ画面の印刷において、用紙の最後に印刷されるイメージ画面  が、縮小されて印刷される場合がある。 2.シンボルが15文字以上設定していると印刷できない場合がある 3.シンボルのアドレスオフセットが正しく動作しない 4.サウンド設定で20バイトのシンボルを使用すると文字化けを起こす 5.画面呼出を行っている画面があると、グローバルクロスリファレンス が遅くなる 6.Dスクリプトが定義されている画面で画面のコピーを行うと強制終了する場合がある /-- V4.01a(V4.02) --/ 1.画面背景色を64色カラーに設定し、透かしモードの文字列を配置し、 画面確認をすると反転してしまう。 2.16,32ビットカラー設定で枠しか印刷されない 3.Dスクリプトを画面一覧から設定すると強制終了する。 また、タグカウントも正しく動作しない。 4.グローバルクロスリファレンスで強制終了。 5.画面オープンダイアログの変更がロックする。 6.マーク画面の連続印刷を行なうと、作画を行なっていないエリアの  白黒反転が出来ない 7.DスクリプトでBCD時にタイマー設定を行うと、タイマーデータ  がGP上で誤った値になる 8.WordへPro-PB/Winが作成した画面のビットマップが貼りつかない 9.テキスト画面のメモリ表示がちらつく 10.Qタグが動作しない 11.UTAG間接設定をカーソルで移動すると必ず左上に移動する。 /-- V4.01 --/ 1.画面オープン時に強制終了することがある 2.Dスクリプトテンポラリアドレスを使用するとGPがロックする 3.16ビットHighカラー設定で文字列が印刷できない 4.Tタグ、ワードSWが動かなくなったり、GP画面上に”未サポー   トタグがあります”と表示されることがある /** プロトコル **/ /-- V4.02a --/ 1.メモリリンクSIO ・拡張モード1:nバイナリ通信で送信データ中にENQのコード  があった場合,正しくコマンドが 処理されない。 ・GP370で画面転送開始コマンドを送るとシステムエラーとなる。 2.三菱電機 MELSEC-AnN直結 ・Dスクリプトのオフセット機能にXデバイスを指定すると上位通信  エラーが発生する 3.三菱電機 MELSEC-AnA直結 ・2ポート内蔵機能でGPPWでRUN中書込を実行した場合,書込する  ラダープログラムの内容によってはGPP側でタイムアウトエラー  が発生する 4.Rockwell SLC500 ・0x1010のデータを39ワード以上連続で書き込むとGPがロックする 5.三菱電機 MELSEC-QnA直結 ・タイマ接点(TS),タイマコイル(TC),カウンタ接点(CS),カウンタ  コイル(CC),積算タイマ接点(SS),積算タイマコイル(SC)それぞれの  ビットデバイスで連続したアドレスを2ワード以上読み出した場合,  2ワード目から読み出した値がずれる。 6.シャープ ニューサテライトJW ・RS-422の2線式で通信を行うと通信エラー(02:FE)が発生する 7.DeviceNet Slave I/O ・GPからの出力データの更新スピードが遅い /-- V4.01 --/ 1.メモリリンクEtherでHOSTがGPからのDemand pollingに対し  レスポンスを返さなかった場合、再コネクションの確立が  行えない。GP070-ET41を使用したときのみに発生する。 2.横河電機 FACTORY ACE 1:1,FA_M3 Etherでファイルレジスタ  のB8193以降が作画ソフトで設定できない。 3.松下電工 MEWNET-FPでGPの通信途中にPLCの電源をOFFし  再度電源をONすると、特定の画面で画面切換が行えなくなる。 /** Proserver **/ /-- V4.02a --/ 1.Proserverにてシステムエラー011:000:000がでる。 2.ProServerで、ある特定のデータを送信すると、GPがとまってしまう。 3.Version 4.0 "vbajet32.dll" Ver6.0 に必要な expsrv.dllが同時に インストールされない。 ================================= 1.バージョン4の新機能 ================================= --------------------------------- 1-1.新規対応GP (1)GP-377RT (2)GP-377S,L --------------------------------- 1-2.新規対応PLC (1)豊田工機(株) PC3J     (2)オムロン(株)    CS1 (3)Siemens(株)  S7 (4)横河電機(株)    FA-M3 Ether (5)(株)山武      SDC (6)DeviceNet I/F --------------------------------- 1-3.Dスクリプト (1)ループ機能追加 (2)メモリ一括コピー、初期化 (3)アドレスオフセット指定 --------------------------------- 1-4.ファイリング (1)設定データ数を40ワードから10000ワードに拡張 (2)複数フォルダサポート --------------------------------- 1-5.ロギング (1)ループ機能によるCFカードへの自動ロギング機能 --------------------------------- 1-6.アラームメッセージ数増大 (1)アラームメッセージ数を128から512に拡張 --------------------------------- 1-4.編集 (1)作画効率UP  ・画面呼び出し階層表示  ・画面呼び出し番号一括変換  ・カーソル位置拡大  ・キーボードによるオブジェクト拡大/縮小  ・ヘアラインカーソル表示  ・数値入力による描画オブジェクト座標変更  ・グリッドタイプ変更  ・画面自動スクロール  ・画面一覧機能強化  ・ドッキングツールバー (2)CSVファイルの対応  ・ファイリングデータ、アラームファイルのインポートエクスポート  ・タグ、部品一覧のエクスポート (3)グローバルクロスリファレンス  ・使用アドレスマッピングのグラフ表示 (4)シミュレーションの使用アドレスカスタマイズ その他詳細についてはマニュアルを参照して下さい。 ================================= 2.インストールの方法 ================================= --------------------------------- 2-1.インストールする前に確認すること ・常駐しているアプリケーションプログラムを終了させて下さい。 --------------------------------- 2-2.インストールの手順 ・CD挿入後メニューが表示されます。”インストール”を選択して下さい。 注意:PCによってはCD自動立ち上げを許可させていない場合があります。 この場合はエクスプローラ等でCD内部の”Install.exe”をクリックして 下さい。 --------------------------------- ================================= 3.すでに確認されている問題 ================================= --------------------------------- 3-1.強制終了が出たとき 本ソフトウエアを使用中に「PMGR 一般保護エラー(強制終了)」が発生した場合は、 以下の設定を行い再度パソコンを立ち上げ直していただくことにより、強制終 了を回避出来る場合があります。それでもエラーが発生する場合は「デジタル サポートダイアル」にお問い合わせください。 1.作画途中に強制終了、もしくは印刷が正しく行われない場合  ハードウエアアクセラレータ設定を変更することにより回避出来る場合があ ります。  ・設定変更方法 「スタート」->「設定」->「コントロールパネル」->「システム」 ->「パフォーマンス」->「グラフィックス」のハードウエアアクセラレータの 設定を左から2番目の「基本」に設定する。 2.印刷時に強制終了、もしくは印刷が正しく行われない場合  プリンタ購入時に付属されているプリンタドライバを再インストールするこ とにより回避出来る場合があります。 3.転送エラーが発生した場合  作画ソフト側がハンドシェイク中にGPが転送モードに切り替わらない場合は  通信ポートの設定を変更することにより回避出来る場合があります。  ・設定変更方法 「スタート」->「設定」->「コントロールパネル」->「システム」   ->「デバイスマネージャ」->ウィンドウ内の「ポート(COM&LPT)」->「通信ポー ト(使用ポート)」->「ポートの設定」->「詳細設定」の送信バッファの値を低く する。 --------------------------------- 3-2.Windows NT使用時の注意事項 1.画面確認について 3速ブリンク設定を行った画面について画面確認を行うと、ブリンク速度と色 がGP上と違う場合があります。画面確認のみの問題であり画面データは全く 問題ありません。 2.GPPRO2のデータ取り込みについて 画面外にはみ出たオブジェクトを含む画面を取り込むと”メモリーエラー” が発生する。画面内に入れ込むことにより正しくコンバートできます。 --------------------------------- 3-3.GP-PRO2,3のデータ取り込みについて   回転されたA,a,Q,Xタグを取り込むと90度の場合は上に1ドット、180度の場 合は左上に1ドット,270度の場合は左に1ドットずれます。 --------------------------------- 3-4.属性変更について   マーク画面を2つ以上選択し、画面サイズの違うマークに属性変更すると、 ハンドル表示がマークサイズと一致しません。データは正しく変換されて います。再選択により正しくハンドルが表示されます。 --------------------------------- 3-5.オブジェクトの回転について 1.アラーム表示器を180度回転させるとGP上で1ドット表示がずれる。横型、縦型 GPタイプとも、回転させずに設定して配置すると問題ありません。 2.a,Aタグを90度または180度で配置してセーブし再オープンすると1ドット表示  がずれる。横型、縦型GPタイプとも、回転させずに設定して配置すると問題あ りません。 --------------------------------- 3-6.個別転送について   ビットログアラーム、ワードログアラーム、データサンプリング、H70グロ ーバルについては個別転送のメニューに常に表示されます。データが無い 場合に選択しても誤動作はいたしません。 --------------------------------- 3-7.シミュレーションが動作しない場合 1.PC98シリーズのノートパソコンをお使いの場合、シリアルポートがハーフピッチ  の場合、デジタル指定の製品かお確かめ下さい(オペレーションマニュアル参照) --------------------------------- 3-8.シンボルの自動インクリメント機能について 1.シンボルの文字列は20文字まで設定可能ですが、自動インクリメント機能を  使った場合は、シンボルの後ろに追加される”+1”などの文字列を含めて  20文字以内になるようにお願いいたします。インクリメントの文字列を含めて  20文字を越えると誤動作を起こす可能性があります。 ================================= 4.旧バージョンとの互換性 (GP-PRO/PB3 DOS版との互換性) ================================= --------------------------------- 4-1.文字列の描画順序  GP-PRO/PB3 DOS版(以下DOS版)では文字列が一番最後に描画されていた為、他の  オブジェクトとの重なりが生じた場合でも、文字列は一番手前になっています。  そのオブジェクトを変換して見るとGP-PRO/PB3 Windows版(以下Win版)では、 文字列を含んだオブジェクトをグルーピングされた場合、その上に他のオブジ ェクトを重ねると文字列は、そのオブジェクトの後ろに隠れて描画されます。 --------------------------------- 4-2.銘板の設定が最大4行ひとまとめになります  DOS版ではスイッチやランプの銘板は4行設定でき、それぞれの文字列が部品上  でバラバラに配置することや各々の文字列に色属性を持たせることが出来まし  た。Win版では、その4行をグループにして、部品上で移動させる様になりました。  そのグループに対して色属性を変更することができ、各行をバラバラに分解して  配置させることはできません。そのグループの中でのセンタリングが行えます。 --------------------------------- 4-3.タグ名について (1)Win版では、同一タグ名を許しています  同画面にKタグを複数配置する場合は必ずタグ名を変更してご使用ください。  詳しくはマニュアルをお読みください。 (2)タグネームに漢字の入力が可能です (3)タグネームの表示文字サイズが8*8から8*16になります --------------------------------- 4-4.X画面の作画方法  他のエディタからカット&ペーストでコピーできるため、Dos版のように  ファイル変換作業はありません。 --------------------------------- 4-5.キーの互換性について  正円、正四角等を書く場合の'Alt'キーが'Ctrl'キーに変わっています。 --------------------------------- 4-6.ポップアップキーボードについて  ポップアップキーボードが環境設定からなくなり数値入力項目で起動させる  ようになりました。 --------------------------------- 4-7.自動再表示機能がなくなりました  作画スピードを上げるために排除しました。  再表示ボタンをクリックすることにより画面確認できます。 --------------------------------- ================================= 5.アンインストールの方法 ================================= --------------------------------- 5-1.アンインストールする前に確認すること ・作成した画面は基本的にDatabaseフォルダにセーブされています。必要な場合は  バックアップを行って下さい。 ・作成・追加されたライブラリファイルはCPWフォルダにセーブされています。必要  な場合はバックアップを行って下さい。 --------------------------------- 5-2.アンインストールの手順 ・プログラムの「ProPB3Win」->「アンインストール」を選択し実行して下さい。書き換えら  れた、もしくは新規書き込みされたファイルはそのまま残ります。必要な場合は  コピーし、削除ファイルを確認後問題なければ全てを削除して下さい。 --------------------------------- 注意:この資料の一部または全部を無断で使用、複製することはできません。 ※※※※※※ README.TXT 終わり ※※※※※※