太陽光下での視認性や、耐環境性能を追求したプログラマブル表示器SP5000Xシリーズを発表

プレスリリース

最終更新日:2020/4/28
掲載日:2019/4/15

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エネルギーマネジメントおよびオートメーションにおけるデジタルトランスフォーメーションのリーダーであるシュナイダーエレクトリックが提供する、プログラマブル表示器のリーディングブランド「Pro-face by Schneider Electric」からプログラマブル表示器「SP5000Xシリーズ」を2019年4月15日に発売します。

今回発売する「SP5000Xシリーズ」は、当社プログラマブル表示器(以下、HMI)のフラッグシップモデルである「SP5000シリーズ」の基本機能を継承しながら、太陽光下での視認性をはじめ、紫外線や低温・高温、振動・衝撃、粉塵、対応電源など屋外環境や特殊環境への耐久性を加えた、耐環境性強化モデルです。

昨今、あらゆる機器や設備がデジタル化され、HMIを利用するシーンは格段に増えています。消防車などの特殊車両、建設機械、駐車場・ガスステーション、石油やガス等のプラント工場設備など、高まる屋外用HMIへのニーズに応えるため、耐環境性能を向上したHMI開発を行いました。
特に、太陽光下での視認性に関しては、ディスプレイの輝度をあげるだけでなく、輝度の低下を抑える表面加工処理と、太陽光の反射を抑える表面加工を施すことで屋外利用でも十分な視認性を実現しました。それに加え、対応温度、振動・衝撃、粉塵などの屋外環境対応を評価する規格*として「UL 50E タイプ4X」と「IP66、およびIP67」も認証取得しています。

SP5000Xシリーズ ラインアップ
左から7型ワイド、12型ワイド、15型ワイドディスプレイモジュール、ボックスモジュール

SP5000Xシリーズは、太陽光下での視認性をはじめ、紫外線や低温・高温、振動・衝撃、粉塵、対応電源など屋外環境や特殊環境への耐久性を加えた、耐環境性強化モデルです。

Pro-face by Schneider Electricは、「for the best interface」のコーポレートスローガンに基づき、様々な生産現場での産業機械に接続できるベストなインターフェイスとなる製品の開発を目指しております。

 

SP5000Xシリーズ 製品特長

  1. 太陽光下での高い視認性
    超高輝度TFT液晶パネル(1000cd/㎡)採用、反射防止加工(アンチグレア)
    反射光を最小限に抑えるプラスチックオーバーレイレス設計
  2. 低温・高温環境対応
    使用周囲温度の範囲を、最大-30℃~70℃に拡大
  3. 紫外線による劣化を防止
    フロントベゼルに紫外線劣化のないステンレスを採用
    プラスチックオーバーレイレスで、紫外線による液晶部分の白濁防止(紫外線カット率99%以上)
  4. さまざまな屋外環境に対応した環境耐性
    保護構造:IP66F、IP67F、UL 50E タイプ4X(室内および屋外使用)
    耐振動、耐衝撃性:SP5000シリーズと比べ約2~2.7倍
    基盤、LCD、電源のコーティング加工:腐食性ガスによる劣化を防止
    ワイド電圧:12~24Vdc対応することで、エンジン動力機器の電源の振れ幅にも対応
  5. フラッグシップモデルSP5000シリーズの基本性能を継承
    ディスプレイとボックスのモジュラー構造、交換可能なシステムカード、バッテリーレス
    IoT化のニーズが高いEthernet I/F 2ポートを標準搭載
    各種コントローラーやマイコンボード、USB周辺機器など、幅広い機器と接続可能
    Pro-faceソフトウェアに標準対応で、データ収集や遠隔メンテナンスなどのシステム拡張が容易

お問い合わせ

本件に関しましてご不明な点がございましたら、シュナイダーエレクトリック カスタマーケアセンターまでお問い合わせください。



 

このページの情報は、2019年4月現在のものです。内容は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。