掲載日:2020/6/16
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- アドソル日進株式会社のGISソリューションとの連携により、地図配信サービスと連動したARソリューションを両社で販売、大規模プラント向けGIS/ARソリューションの提供を展開
- 年間30システムのソリューション導入を目標
エネルギーマネジメントおよびオートメーションにおけるデジタルトランスフォーメーションのリーダーであるシュナイダーエレクトリックは、これまで日本国内で提供拡大を続けてきた「EcoStruxureTM Augmented Operator Advisor」(エコストラクチャー オーグメンテッド オペレーター アドバイザー)(以下略称、シュナイダーARアドバイザー)の販売パートナーとして、アドソル日進株式会社とのパートナーシップを締結し、シュナイダーARアドバイザーをはじめとするEcostruxureTM をベースとしたソリューション群の、更なる拡販を目指すことを発表します。
シュナイダーARアドバイザーは、拡張現実(AR)技術により生産現場での保守作業を効率化し、人的ミスを削減するソリューションです。現場でタブレットやスマートフォンをかざすだけで、さまざまなデータへ迅速にアクセスでき、作業効率や安全性の向上、経験や勘に頼らないメンテナンスを実現する、働き方改革・生産性向上のためのソリューションとして注目されてきました。
2017年の日本国内発売以来、企業とのパートナー契約締結を拡大し続けており、今回のアドソル日進社とのパートナーシップで16社目を数えます。
アドソル日進株式会社は、エネルギー(電力・ガス)、道路、鉄道、航空、宇宙、防災、情報通信、決済などの社会インフラ・システムや、次世代自動車、医療機器、産業機器などのIoT製品向けに、大規模基幹システム、クラウド、AI、サイバー・セキュリティ、無線通信、組み込みOSなどの先進的なIoTソリューションを提供する、ICTエンジニアリング企業です。
アドソル日進株式会社 コーポレートロゴ
アドソル日進株式会社のGIS *1ソリューションは、あらゆる情報のデジタル化と、情報資産の有効活用を促進するソリューションです。大規模プラント全体での作業において、屋外はGPSやGIS *1、屋内は無線やタグなどを利用した位置情報を活用し、作業導線分析や作業の効率化を可能にします。アドソル日進社とシュナイダーエレクトリックのAR技術を合わせることにより、作業者が持つタブレット端末に対して、プラントレベルでは位置情報を用いたICTシステムによる作業導線分析・作業場所ナビゲーション、作業対象施設・建屋レベルでは、AR技術を用いた作業効率化・遠隔拠点からのサポート機能などを提供し、マクロとミクロ両方の視点での課題解決を目的とした大規模プラントへのソリューションを展開します。
今後両社の協力体制を加速し、ICT技術を活用する自動車製造拠点や、広大な敷地を備えた化学プラント・OIL/GASなどのプロセスオートメーション拠点をターゲットに、年間30システムのソリューション導入を目指してまいります。
コラボレーションによるソリューションのイメージ
*1 GIS:Geographic Information System、地理情報システムの略
お問い合わせ
本件に関しましてご不明な点がございましたら、シュナイダーエレクトリック カスタマーケアセンターまでお問い合わせください。
このページの情報は、2020年6月現在のものです。内容は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。