データ収集機器「マルチ・データボックス」のハイエンドモデル発売

プレスリリース
掲載日:2017/3/13

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株式会社デジタル(代表取締役:ジャンフランソワ・マソー)は、生産現場で稼働する装置の情報を有効活用できるデータ収集機器「マルチ・データボックス」のハイエンドモデルを2017年3月13日に発売します。

当社は、1989年に世界で初めてプログラマブル表示器(以下HMI)を発表し、生産現場のPLCや各種制御機器と接続するHMI市場を創出しました。HMI市場の創出により、データをわかりやすく表示し、装置の簡単操作を実現した生産現場の効率化に貢献してきました。近年では、IoT時代のHMIフラグシップモデルとして、上位のオフィスネットワークと下位の生産現場ネットワークをセキュアにつなぐことができる、SP5000シリーズを発売しました。

このたびハイエンドモデルを発売するマルチ・データボックスは、大きなコストや手間をかけずに、手軽に新旧装置のデータを活用したいというニーズを受けて開発されたゲートウェイ端末です。生産現場の制御機器と接続してデータを収集し、さらにUSBやイーサネットを使ってオフィスPCへのデータ配信を可能にします。昨今のIoTにおけるエッジコンピューティングの実現にも最適な機器としてご好評いただいております。

ハイエンドモデルはダブルイーサネット搭載SP5000シリーズのボックスモジュールとDINレール取付けアダプターを組み合わせた端末で、情報系と制御系のネットワークセグメント化を実現します。また、DVIケーブル1本で大画面ディスプレイにも出力でき、アンドンシステム構築もサポートします。

マルチ・データボックスのハイエンドモデルとしてラインアップに加わったSP5000シリーズは、設置場所に応じてディスプレイの有無を選べるようになり、データ活用の幅を広げます。そして、デジタル化やIoTに取り組む企業の課題となるビッグデータ活用に向けた活動に、より一層貢献していきます。

 

 

Pro-face by Schneider Electricは、「for the best interface」のコーポレートスローガンに基づき、様々な生産現場での産業機械に接続できるベストなインターフェイスとなる製品の開発を目指しております。

 

マルチ・データボックス ハイエンドモデル 特長

  1. ネットワークセグメント化に最適なダブルイーサネット搭載
  2. Windowsアプリの活用が可能
  3. PLC、温調計、インバータ、ロボットなどの各種機器とプログラムレスで接続可能
  4. 推奨ソフトウェアとの組み合わせで、パソコンレスでの装置間データ共有や、タブレットでのモニタリングに対応
  5. DVIインターフェイス搭載で、大型モニターへHMI画面の出力が可能
  6. 同時に4つの異なるプロトコルを動作可能
  7. プロトコルコンバーターとして、プロトコルの統一化が可能

お問い合わせ

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このページの情報は、2017年3月現在のものです。内容は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。なお最新情報については製品ページをご覧ください。