掲載日:2005/08/29
平素はデジタル製品をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
この度、弊社省配線I/Oユニット FLEX NETWORK(以下、FNシリーズ)の16点および32点DIO製品におきまして、一部入力信号が不安定になる等の事象が発生することを確認いたしました。
本件につきまして、以下に報告させていただきます。
お客様には大変ご迷惑をお掛けしますことを深くお詫び申し上げます。
概要
FNシリーズの一部機種のDIO製品において、入力がオフであるにも関わらず、オンと認識することがあります。
原因は、端子台のメッキ部分の一部にミクロン単位のヒゲ状のスズ析出(Whisker)が認められるものが確認されました。このヒゲ状の析出は微細なため不具合に至るケースは極めてまれだと考えておりますが、端子間の短絡に繋がり入力信号が不安定になる場合があります。
尚、2005年1月以降の出荷分からは、弊社のRoHS対応化方針の一環として端子台は金メッキに変更しておりますので当該事象は発生いたしません。
対象機種と該当シリアル番号
FN-XY16SC41:30506320001~33512360300
FN-X32TS41 :30506460001~33519450050
FN-XY16SK41:30506330001~33519810120
対処方法
本原因による障害の発生率は、2005年7月末の時点で750ppm(0.075%)以下ですので、まず障害情報としてご案内申し上げます。
当該製品をご使用のお客様で、よく似た症状が発生した場合、下記までお問い合わせください。代替品を無償でお送りさせていただきます。