生産現場の既存装置に生産データの収集・共有機能を追加可能「マルチ・データボックス」の販売を開始

掲載日:2014/8/1

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株式会社デジタル(社長:安村義彦 本社:大阪市中央区北浜)は、生産現場で稼働する装置のデータを収集し共有することによって生産情報を有効活用できる新製品「マルチ・データボックス」を2014年8月1日から受注開始いたします。

マルチ・データボックスは、生産現場のデータを収集し共有することができるゲートウェイ端末です。生産現場の制御機器と接続してデータを収集し、さらにUSBやイーサネットを使ってオフィスPCへのデータ転送が可能です。

従来、生産現場に設置された異なる装置や、生産現場とオフィスとの間でデータをやり取りするためには、大規模システムの導入や設備の刷新が必要とされていました。しかし、大きなコストや手間をかけずに、手軽に生産現場のデータを活用して生産効率を改善したいというニーズを受けて、マルチ・データボックスは開発されました。

マルチ・データボックスは各種制御機器とプログラムレスでつながるドライバーを用意しているため、既存ラインの制御プログラムを改変することなく、生産データを収集することができます。また一般的なDINレールへの取り付けに対応しているため、特別な工具を使わずに装置に取り付けることができます。

当社では今後も「Pro-face for the best interface」のコーポレートスローガンに基づき、様々な生産現場での産業機械に接続できる、ベストなインターフェイスとなる製品の開発を目指してまいります。

マルチ・データボックス
マルチ・データボックス(DINレールへの取付けイメージ)

特長

  1. イーサネットポートとシリアルポートを標準装備。プログラムレスでPLC、温調器、インバータなどの各種制御機器と接続が可能。
  2. デジタルI/O(最大30点)、アナログI/O(最大6点)を標準装備。各種I/Oと直接接続できることに加えて、CANopen経由でリモートデバイスとも接続可能。
  3. 弊社のデータマネジメントソフトウェアPro-Server EXと組み合わせて使うことで、オフィスと現場でリアルタイムにデータ共有し、生産日報の作成や不具合要因解析が可能。
  4. 当社USB接続オプションEZシリーズに対応。USB経由でスイッチやランプなどのインターフェイスを追加することが可能。
  5. DIOモデルとアナログモデルの全4機種をラインアップ。

参考標準価格(税別)

  • 45,300円~

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