生産状況や装置に関するデータを手軽に収集可能 「マルチ・データボックス」に新たに入出力機能を省いたモデルを販売開始

掲載日:2014/10/7

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株式会社デジタル(社長:安村義彦 本社:大阪市中央区北浜)は、生産現場で稼働する装置のデータを収集して生産情報を有効活用できる「マルチ・データボックス」に、新たに入出力機能を省いたモデルを2014年10月7日から受注開始いたします。

マルチ・データボックスは、生産状況や装置の状態、アラーム情報などの生産現場にあるデータを収集できるゲートウェイ端末です。さらにUSBやイーサネットを使ってオフィスのパソコンへデータを共有することができます。従来、生産現場に設置された異なる装置や生産現場とオフィスとの間で、生産効率の改善を目的としてデータを収集するためには、大規模システムの導入や設備の刷新が必要とされていました。

しかし、大きなコストや手間をかけずに生産現場のデータを活用して生産効率を改善したいというニーズを受けて、マルチ・データボックスは開発されました。今年8月、入出力を標準搭載したマルチ・データボックスを先行販売し、既存の装置にデータ収集機能を手軽に追加できることから市場の好評を得ています。今回発売する入出力を省いたマルチ・データボックスは、より多くの制御機器とプログラムレスでつながる通信ドライバーを用意しています。豊富な通信ドライバーにより既存ラインの制御プログラムを改変することなく、生産データを収集することができます。また一般的なDINレールへの取り付けに対応しているため、特別な工具を使わずに装置に取り付けることができます。

当社では今後も「Pro-face for the best interface」のコーポレートスローガンに基づき、様々な生産現場での産業機械に接続できる、ベストなインターフェイスとなる製品の開発を目指してまいります。

マルチ・データボックスマルチ・データボックス
マルチ・データボックスIOなしモデル
(DINレールへの取付け図)
マルチ・データボックスDIO/AIO+DIOモデル
(DINレールへの取付け図)

特長

  1. 入出力にデジタルI/OまたはアナログI/Oを標準装備した「DIOモデル」「AIO+DIOモデル」と、入出力を省いた「IOなしモデル」の3種類をご用意。
  2. イーサネットポートとシリアルポートを標準装備。プログラムレスでPLC、温調器、インバータ等の各種制御機器と接続が可能。
  3. 弊社のデータマネジメントソフトウェアPro-Server EXと組み合わせて使うことで、オフィスと現場でリアルタイムにデータ共有し、生産日報の作成や不具合要因解析が可能。
  4. 制御盤内で一般的な35㎜幅DINレールへの取り付けに対応。

参考標準価格(税別)

  • 45,300円~

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