近年、製造現場で推進されているIoTへの取り組みに対し、現場では様々な課題を抱えているのが現状です。例えば、エンドユーザー様では、各種機器のネットワーク化を進めるにあたり、管理するIPアドレスの増加のため、イーサネットスイッチなどの増設が必要となり、費用やシステム管理作業が膨らみ、ネットワーク化をあきらめざるを得ないといったケースなど、既存設備に対してのネットワーク化はハードルが高い場合がほとんどです。また、装置メーカー様では、納入先でのネットワーク接続対応におけるIPアドレス管理の手間や納入装置のメンテナンス対応に手間がかかるといった問題を抱えています。
そんな問題に対し、新たなEZシリーズとして、後付けで簡単にネットワーク化を実現する「EZ LAN アダプター」を発売いたします。本製品は、GP4000シリーズ専用のUSB - イーサネット変換アダプターで、HMIに簡単にイーサネットインターフェイス(RJ-45)を増設することができます。これにより、既存システムを活かしたネットワーク化を促進し、ネットワーク化やIPアドレス管理にかかる工数を大幅に削減します。オプション製品のため、エンドユーザー様は、既存のGP4000シリーズに装着いただくだけ、また、装置メーカー様は、必要なお客様だけに追加することができ、手軽にIoTを開始することが可能です。
製品特長
ダブルイーサネットを、Pro-face HMIの標準に
ネットワークのセグメント化
ITネットワークとコントローラーネットワークを分離接続可能
- 計2つのイーサネットポート(2つの異なるIPアドレスを設定可能)
- ネットワーク化やIPアドレス管理にかかる工数を大幅に削減
後付け改造可
GP4000を使用している既存設備や装置に対し、簡単にイーサネットポートを追加搭載可
- USBインターフェイスを活用したEZシリーズコンセプト品なので後付け簡単
HMI本体で設定可能
HMI本体のオフラインメニューで設定可能
- 画面データの変更&再転送は原則不要。エンドユーザー様にて簡単に後付け可能
EZシリーズ製品ページ