マネージドスイッチとアンマネージドスイッチの違い

マネージドスイッチとアンマネージドスイッチの違いは以下のようにまとめることができます。
マネージドスイッチもアンマネージドスイッチもそれぞれに一長一短があり、使い分けることが重要です。
高品質で高度な制御が必要な領域はマネージドスイッチを使い、単に機器同士がつながっているだけで良い、外部ネットワークとつながらない領域などでは安価で手軽に使えるアンマネージドスイッチで構成するといった使い方がおすすめです。
 
 アンマネージドスイッチマネージドスイッチ
ネットワークの集約ネットワークセグメントごとに設置必要集約可能
設定不要(プラグアンドプレイ)必要(Web UI)
冗長化不可能
障害復旧に時間がかかる、ループする
ダウンタイムを大幅に削減可能
ループ阻止、冗長化プロトコルにて自動復旧可能
トラフィック
フィルタリング
不可能
ループが発生すると帯域を使い果たして、システムダウ
ンを引き起こす。
一部の機種にてQoSに対応したモデルあり
マルチキャストフィルタリング(IGMP)
パケットの優先度の設定 QoS
VLAN による仮想ネットワークセグメントの設定
リンクアグリゲーションなどでデータ、帯域幅 、 トラフィックを制御
エラー出力LEDのみ
一部の機能でアラームリレーあり
アラームリレー出力
DIN→SNMPトラップ出力
セキュリティー特になしアクセスコントロール
DoS防御
多様なフィルタリング機能
ネットワーク診断機能特になしSNMP、SYSLOG、ポートミラーリング等
外部メモリー無しUSBメモリーによるバックアップ&レストア
二重化電源一部の機種で対応完全対応
製品ラインアップ産業用イーサネットスイッチ Modiconスイッチ
アンマネージドスイッチ
産業用イーサネットスイッチ Modiconスイッチ
マネージドスイッチ


[ホワイトペーパー] 産業用ネットワークになぜマネージドスイッチが必要か?