データ収集によくある思い込み
目次
思い込み1
ストレージはとても安いので、効率は関係ない。
典型的なプロセスが実際にどれだけのデータを生成するのか、 よく理解しておく必要があります。あまり大規模でない5,000タグのヒストリアンですら毎秒データを記録すると、1年で1,570億個の値が生成されます。これを8バイト単位で効率的に保存すると、1年で およそ1テラバイトになります。時系列データに対するSQL Serverのストレージ要件とAVEVA Historianのストレージ要件を比較したテストでは、必要なインデックスを含めるとその差は50:1でした。 ストレージの価格が下がっているとはいえ、年間50テラバイトのデータは大変な量です。また、単にデータ量が多ければいいというものではないことも認識しておいてください。 また、ほとんどのヒストリアンアプリケーションでは、データの保護が必要なため、バックアップやディスクミラーリングのためのストレージ容量も増えます。業界によっては、数年分のデータが必要な規制もあり、ストレージの必要性はさらに高まります。
思い込み2
リレーショナル・データベースは高速だ。
思い込み3
リレーショナルデータベースは、データ収集に最適だ。
思い込み4
SQLはリレーショナルデータベースにしか対応していない。
思い込み5
時系列データはどんなデータベースでも管理できる。
思い込み6
リレーショナルデータベースでも時系列データの管理は問題なくこなせる。
思い込み7
リレーショナルデータベースか専用設計されたデータ収集ソフトウェアしか選択肢がない。
思い込み8
製造業に特化したアプリケーションである必要はない。
思い込み9
リレーショナルデータベースは効果的なデータ収集ソフトウェアではない。
思い込み10
すべてのデータは同じ重要性と有効性を備えている。
思い込み11
リレーショナルデータベースにさえデータを保存すればデータ統合は簡単だ。
思い込み12
リレーショナルデータベースにデータを保存すると、簡単にデータを検索できる。
思い込み13
リレーショナルデータベースは専用のデータ収集ソフトウェアよりも低コストだ。
思い込み14
ヒストリアンが必要なのは大規模なプロセス制御だけである。
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